籾(もみ)と玄米と白米の違いって分かりますか?
白米は普段から見かける機会があるので分かりますよね。
でも玄米や籾は、お米に興味がある方以外は、わりと知らない場合が多いようです。
田んぼで稲刈りをして、脱穀してこの状態になります。殻付きで、種蒔きすると、発芽してふたたび稲になります。
お米の酸化を遅らせてくれたり、虫から守ってくれます。
いわば天然のカプセルに包まれた状態です。
梅雨時期を過ぎたころからお米の食味が急激に落ちるといわれるのは、温度が上がり酸化が進むためです。
まごころ村ではこの状態でお米を保存しているため、梅雨時期を過ぎてからでもお米がツヤツヤして香りがよいです。
もみ殻を外す作業は、通常秋に一斉に行われますが、まごころ村では、直売の直前に行い鮮度の良い状態でさらに酸化や虫から守るために梅雨時期から次の新米が取れるまでは、真空パックでお届けしています!
殻をはずしたものが、玄米です。
健康食として食べている方なら、見たことがあると思います。
籾摺り後しばらくは発芽可能な状態を保つので、これを発芽させたものが発芽玄米です。
ただし、あまり古くなると、発芽しにくくなります。
皮の部分に残留農薬が溜まるので、玄米や発芽玄米を食するのであれば、気を配りたいところです。
玄米は調理が手間といった印象がありますが、土鍋で炊くととっても簡単
にできます。➡土鍋で簡単玄米炊飯!
玄米の表面を削ったのが、一般的に流通している精米です。重量にして約1割程度が、削られて米糠になります。
米を美味しく食べるなら、精米の状態で食べるのがいちばんでしょうか。
一番酸化が進みやすい状態ですので、お米を買われる際は精米年月日に気を配ったほうが良いです。
冬季は2か月。夏季は1か月で使い切ることをおすすめします。
特に、夏季は気温が上がるためペットボトル等にいれて冷蔵庫で保存すると酸化による食味の低下を遅らせることができます。